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定期検診

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定期検診(予防歯科)

「歯科医院」=「痛い時に行く所」とお考えの方が多いように思われます。確かに痛いときは、痛みをとる治療が必要です。しかし、それでは「痛い」→「治療する」→「また痛みが出る」→「また治療する」というサイクルは永遠に続いてしまいます。昨今は痛みを取るということから、痛みを起こさないために歯科医院に通うということが重要になってきました。「予防」という考えです。当院では、虫歯や歯周病等の口腔内の疾病予防のために、定期検診をご提案しております。「痛みが出てから治療する」から「病気を予防する」に変えて頂く機会になればと思います。「あなたの健康はあなた自身が守る」という意識を大切にして専門的なアドバイスやバックアップは私たちが全力で行い、お口の健康を守る「かかりつけ歯科医院」でありたいと願っています。

定期検診の受診による歯の寿命について

歯の本数は上下で、28本あります(親知らずの歯は含めていません)。下図は年代別の歯科医院のかかり方と残存歯数のグラフです。定期検診で予防、メンテナンスを継続して行った人は80歳で20本以上の歯が残っています。定期検診を受けていない人の歯の本数は60歳の時点で約半分の数の歯を失い、80歳で殆どの歯を失っています。

一人平均残存歯数の比較

定期検診はどのような事をするの?

定期検診はどのような事をするの?

歯の定期検診では、色々な検査によって、現在のお口の状態を把握し、適切な予防策や治療方法の提案を受けることができます。虫歯や、歯周病、などの早期発見や、将来的なリスクを予測することができ、お口の健康の維持・増進に役立ちます。健やかな毎日を過ごすために、早期発見のための環境づくりは重要といえるでしょう。

  • ❶ 問診

    しみる歯はないか、歯ブラシで歯茎から血がでないか、親知らずに痛みがないか・・等、口腔内の気になる事や悩み事を伺います。症状がある場合は、いつ頃から発症したのか、依然にも症状があったか、一度治療したところなのか等、具体的な症状や治療歴を含めて問診します。また、治療に関してのご要望も伺い、診察の流れについてご説明致します。

  • ❷ パノラマX戦撮影

    レントゲン画像により、虫歯の進行程度、歯周病の進行状況(骨レベル)を把握することができます。当院ではデジタルレントゲン機器を完備しております。デジタル機器は、コンピューター解析により、精密な画像診断が可能となります。また、従来のレントゲン機器よりも被爆量を1/10以下まで下げて撮影ができますので、身体にやさしい事もメリットとしてあげられます。

    注意)レントゲン写真撮影は必要な方のみ行いますので、撮影をしない場合があります。
  • ❸ 虫歯の検査

    口腔内診査を行い虫歯の箇所を特定します。当院では、虫歯認識装置である『ダイアグノデント』を完備しています。ダイアグノデントは、歯質に当てたレーザー光の反射を解析し、数値と音色に置きかえることにより、歯質の変化を高精度で解析し虫歯を判定します。特に見つけることが困難とされる臼歯部裂溝の診断に有効で、患者さんのカリエス(虫歯)リスクを考慮しながら予防(再石灰化など)や処置・管理(最小限の切削)を行う事ができます。

    虫歯治療についてはこちら
    ダイアグノデントの写真
    ダイアグノデントの写真
    レーザー光線
  • ❹ 歯周病の検査

    歯周病に罹患しているかどうか、歯周ポケット(歯と歯茎の境目の溝の事を『歯周ポケット』と言います)の値を測定します。歯周病に罹患している場合、歯周ポケットの深さが4mm以上の値を示すようになります(正常値は2~3mm)。また、歯茎の出血傾向の有無や歯の動揺度、歯垢や歯石の付着状況を検査し、歯周病に罹患しているか否か、罹患している場合は進行度を正確に把握する事ができます。

    歯周病の治療についてはこちら
    歯周ポケットの値が3mm以下で正常
    歯周ポケットの値が3mm以下で正常
    歯周ポケットの値が3mm以下で正常
  • ❺ 親知らずの検査

    日本人は欧米人と比較すると顔の骨格が小さく、親不知ずの歯が萌出するスペースが足りないために、親知らずが歯茎の中に横に埋まっている方を多く見受けられます。横に埋まっている親知らずは、歯茎の炎症を引き起こしたり、手前の歯を押して歯並びを悪くさせる等のトラブルを起こす場合があります。虫歯や歯周病、レントゲンの検査結果を総合的 に踏まえて治療が必要か否か、診断します。

    親知らずの検査
    口腔外科1(親知らず)についてはこちら
  • ❻ 入れ歯の検査

    入れ歯を使用している方においては、入れ歯と歯茎との適合状態や咬み合わせのバランスがとれているか検査します。入れ歯と接している歯茎は、毎日の義歯の圧迫により歯茎が痩せていく傾向があります。また、入れ歯の人工歯は摩耗しやすいため、徐々に合わなくなっていきます。合わないまま、入れ歯を使用し続けると更に歯茎を圧迫されやすくなるため、更に歯茎が痩せを加速させ、入れ歯を支える事が難しくなっていきます。また、部分入れ歯を使用されている方で、前記の内容が起こると、入れ歯が安定しない故に、入れ歯を固定するためにワイヤーを引っ掛けている歯に過度な負担がかかり、歯がグラついてきます。 以上の事から、当院では、現在使用されている入れ歯も、点検を行い、必要に応じて入れ歯の調整を行っています。

    入れ歯の検査
    入れ歯の治療についてはこちら
  • ❼ 検査結果の説明とホームケアの注意点を説明

    前記の各項目の検査結果を基に、口腔内の状態についてご説明します。モニター上に映し出されるアニメーションソフトを利用し、検査結果やホームケアーにおける留意点等を分かり易くご説明致します。今後のケアを考え、将来にわたり健康な口腔内を保つために、現在のお口の状態を把握する事が大切です。

  • ❽ メンテナンス

    普段の磨き残しのある歯の汚れ(歯垢、歯石)を清掃し、歯のクリーニングを行います。虫歯や親知らず等で治療の必要性を認めた場合、当日は応急処置を行い、後日に本格的に治療を行います。

    メンテナンス
    PMTCについてはこちら
  • ❾ 次回の定期検診の手続きをして完了

    当院では次回の定期検診の時期になりましたら、お葉書やメールをお送りしてご案内をしております。次回の定期検診の個人の口腔内の状況により異なり、2~6か月の間で設定しております。