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CGF再生療法

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CGF Reproduction Treatment ~CGF再生療法~

CGF 再生療法とは・・・

当院では、歯周病治療やインプラント治療、歯の抜歯等の外科処置において、疼痛抑制と術後の治癒促進の効果のあるCGF(Concentrated Growth Factor)再生療法を導入しております。 怪我をして出血した時、血液中のフィブリンという物質が出血部位に集まり、止血と傷口を治します。CGFとは、患者さんの血液をメディフュージ(右の写真)で遠心分離させて人工的にフィブリンを集め、ゲル状にしたものをCGF(Concentrated Growth Factors)と言います。CGFには傷口を治すために必要な自己血由来の成長因子や血小板などを多く含まれており、創傷の治癒を促進させる効果があります。

CGF 再生療法とは・・・

CGF 再生療法の長所

CGF(Concentrated Growth Factors)は、歯の抜歯やインプラント治療等の口腔外科処置に併用する事により、以下の効果が得られます。

  1. 施術後の出血や痛みの大幅な軽減が期待できる。
  2. 傷口を治すための成長因子と血小板を多く含むため、創傷治癒のスピードが大変速く、従来の手術方法と比較して大幅な治癒期間の短縮や体の負担を軽減することが可能となります。
  3. CGF再生療法の前に行われていたPRP再生療法(Platelet Rich Plasma)は、血小板血漿を凝固させるためにトロンビン(ウシやヒトのタンパク質分解酵素)等の添加物を使用しなければならないというデメリットがありましたが、CGFは添加物を入れずに患者様の血液のみで必要な血液成分を抽出、凝固させる事ができますので、アレルギー反応や感染するリスクはありません。
  4. 歯槽骨を再生するために骨補填材や自家骨を使用する治療方法がありますが、骨補填材や自家骨等の使用する場合よりも、それらをCGFと合わせて使用することで、創傷の治癒の促促進、創面の裂開のリスクの軽減、またそれらによる治療部位の術後感染のリスクの軽減が期待できます。
CGF 再生療法の長所

CGF 再生療法の欠点

  1. 採血は腕もしくはその他の部位の静脈に針を刺すことによって行われますが、採血の際に疼痛の他、恐怖感による不快症状(迷走神経反射)、血腫形成、皮下出血斑、神経損傷、採血時のアルコール消毒薬によるや発疹やかゆみ等のアレルギー反応が極めてまれに起きる事があります。
  2. 保険外診療内容であること。現在は高度先進医療項目に該当するため保険がききません。またCGF再生療法に付随する外科処置(歯根端切除術や親知らずの抜歯、歯周外科処置)は、保険外診療内容との併用(混合診療)は健康保険で認められていないため、付随する外科処置も保険外での費用負担となります。
  3. 厚生労働省により『再生医療等安全性確保法』が施行され、厚生労働省で認可された指定病院のみ行える施術方法のため、CGF再生療法を行っている医療機関が少ない。

CGF 再生療法の使用例

CGF(Concentrated Growth Factors)は、以下の処置内容と併用する事によりに大きな効果を得られます。

  1. 口腔外科・・・・・歯の抜歯、親知らずの抜歯、のう胞摘出に併用する事により、手術部位の自然治癒を 促進させ、痛みを軽減させます。
  2. 歯周病治療・・・・・歯槽骨の再生療法と併用させる事により、歯周組織の再生の促進効果があります。
  3. インプラント治療・・・サイナスリフト、ソケットリフト、GBR(骨再生誘導療法)、ソケットプリザベーション(抜歯窩保存療法)等の顎の骨を再生させる治療法に併用する事により、骨の再生を促進させ、治療期間を短縮させる効果があります。

CGF再生医療の費用

CGF再生療法は保険外診療項目のため保険がききません。またCGF再生療法に付随する外科処置(歯根端切除術や親知らずの抜歯、歯周外科処置)は、保険外診療項目との併用(混合診療)が健康保険で認めらていないため、保険外での費用負担となります。

処置内容 費用(税込)

CGF

13,200円

CGF+前歯、小臼歯、大臼歯の抜歯(歯根形態や植立状態により負担金は変わりません。)

18,700円

CGF+埋伏歯(親知らず)の抜歯(植立状態により負担金は変わりません)

29,700円

CGF+歯根端切除術(嚢胞の大きさにより負担金が変わります)

68,200円

CGF+歯周外科処置

68,200円

CGF+GBR+人工骨(0.5g)

77,000円

CGF+ソケットプリザベーション(リッジプリザベーション)+人工骨(0.5g)

77,000円

CGF+ソケットリフト+人工骨(0.5g)

77,000円

CGF+サイナスリフト(人工骨含む)

330,000円

症例1)親知らずの抜歯

CGF再生療法を併用して歯茎内に埋まっている親知らずを抜歯した症例です。抜歯する当日に採血をしてCGFを作製し、親知らずを抜いた箇所に填入し歯茎を縫合します。1週間後に抜糸をして完了になります。

①CGFを作製するための採血を行います。
②採血管をメディフュージで、CGFを作製します。
③CGFが出来上がりました。10分程で作製できます。
④親知らずの一部が見えます(黄マーク)。親知らずを抜いて、CGFを入れる計画です。
④親知らずの一部が見えます(黄マーク)。親知らずを抜いて、CGFを入れる計画です。
⑤親知らずのレントゲン写真。横に生えています。
⑤親知らずのレントゲン写真。横に生えています。
⑥親知らずを取り除きます。
⑥親知らずを取り除きます。
⑦親知らずを抜いた後の写真。
⑦親知らずを抜いた後の写真。
⑧抜いたスペースにCGFを填入します。
⑧抜いたスペースにCGFを填入します。
⑨縫合して完了
⑨縫合して完了。
⑨術後の口腔内写真。
⑩術後の口腔内写真。
主訴

右側下顎の歯茎が痛む

治療内容

CGFを併用した水平埋伏歯(親知らず)の抜歯

治療費(税込表示)

・CGF・・13,200円 ・埋伏歯の抜歯・・16,500円(薬代含む) ・合計金額 29,700円

治療期間目安 通院回数目安

2週間

2~4回

リスク・副作用
  • 採血は腕もしくはその他の部位の静脈に針を刺すことによって行われますが、採血の際に疼痛の他、恐怖感による不快症状(迷走神経反射)、血腫形成、皮下出血斑、神経損傷、採血時のアルコール消毒薬によるや発疹やかゆみ等のアレルギー反応が極めてまれに起きる事があります。
  • 親知らずの歯根の先端が下顎の神経に近接している場合、抜歯する際に神経を傷つける可能性があり、知覚麻痺を発症するリスクがあります。
症例2)ソケットプリザベーション(抜歯窩保存法)の症例

CGFを混ぜた人工骨(AFG)を、顎骨が不足している箇所に補填してインプラント治療を行った症例です。

①前歯が折れて、歯根の部分が歯茎の内部に残っています(黄マーク部)。
①前歯が折れて、歯根の部分が歯茎の内部に残っています(黄マーク部)。
②歯根部を抜いたスペースに、CGFを混ぜた骨補填剤(AFG)を填入し、更にCGFをメンブレン形態にして抜歯窩を覆う計画です。
②歯根部を抜いたスペースに、CGFを混ぜた骨補填剤(AFG)を填入し、更にCGFをメンブレン形態にして抜歯窩を覆う計画です。
③術前のレントゲン写真
③術前のレントゲン写真
④歯根を抜いた後の写真
④歯根を抜いた後の写真
⑤CGFを混ぜた骨補填剤(AFG:Autologous fibrin glue)
⑤CGFを混ぜた骨補填剤(AFG:Autologous fibrin glue)
⑥CGF(Concentrated Growth Factors)
⑥CGF(Concentrated Growth Factors)
⑦AFGを填入した後にCGFをメンブレンにして抜歯窩を覆い、縫合する。
⑦AFGを填入した後にCGFをメンブレンにして抜歯窩を覆い、縫合する。
⑧術後のレントゲン写真
⑧術後のレントゲン写真
⑨1ヶ月後にインプラントを埋入(1回法)
⑨1ヶ月後にインプラントを埋入(1回法)
⑩1ヶ月後にインプラントを埋入(1回法)
⑩1ヶ月後にインプラントを埋入(1回法)
⑪3カ月後にインプラントにセラミック冠を装着
⑪3カ月後にインプラントにセラミック冠を装着
主訴

右側上顎前歯が折れた

治療内容

CGFを併用したGBRとインプラント治療

治療費(税込表示)

・GBR・・55,000円(CGFの費用を含む) ・人工骨・・22,000円 ・インプラント治療・・484,000円 ・合計金額・・561,000円

治療期間目安 通院回数目安

4か月

16回

リスク・副作用
  • 採血は腕もしくはその他の部位の静脈に針を刺すことによって行われますが、採血の際に疼痛の他、恐怖感による不快症状(迷走神経反射)、血腫形成、皮下出血斑、神経損傷、採血時のアルコール消毒薬によるや発疹やかゆみ等のアレルギー反応が極めてまれに起きる事があります。
  • 喫煙状況や全身疾患、歯槽骨の解剖学形態、骨密度により、インプラントと歯槽骨が結合(オッセオインテグレーション)しない場合があります。歯肉退縮を起こし、反対側同名歯と比較して歯冠長が長くなる場合があります。
  • 治療完了後にインプラント周囲炎(インプラントが歯周病になること)になるとインプラントが抜けしまう場合があります。
  • 治療完了後に過大な咬合力が加わって、被せ物やアバットメント(土台)等の上部構造やインプラントが破損する場合があります。
症例3)インプラント治療 GBRの症例

CGFを混ぜた人工骨(AFG)を、顎骨が不足している箇所に補填してインプラント治療を行った症例です。

①第1小臼歯と第2小臼歯の2本の歯が欠損しています。歯茎が陥没しているのが分かります(黄マーク部)。
①第1小臼歯と第2小臼歯の2本の歯が欠損しています。歯茎が陥没しているのが分かります(黄マーク部)。
②歯周病により、顎の骨が陥没しています。顎骨再生療法を併用したインプラント治療を行う計画を立案。
②歯周病により、顎の骨が陥没しています。顎骨再生療法を併用したインプラント治療を行う計画を立案。
③インプラント埋入写真。骨が溶けているため、インプラントの一部が露出しています。(黄マーク部)。
③インプラント埋入写真。骨が溶けているため、インプラントの一部が露出しています。(黄マーク部)。
④ 露出部にCGFを混ぜた骨補填剤(AFG : Autologous fibrin glue)を填入します。
④露出部にCGFを混ぜた骨補填剤(AFG : Autologous fibrin glue)を填入します。
⑤AFGを填入後、CGFをメンブレンの形態にして、患部を覆い、縫合する。
⑤AFGを填入後、CGFをメンブレンの形態にして、患部を覆い、縫合する。
⑥3カ月後の2次手術時の写真。陥没していた骨が再生し、③で露出していたインプラントの表面が、新生骨で覆われています。
⑥3カ月後の2次手術時の写真。陥没していた骨が再生し、③で露出していたインプラントの表面が、新生骨で覆われています。
⑦インプラントに高さのあるキャップを装着すると同時に固い歯茎を頬側につくります。
⑦インプラントに高さのあるキャップを装着すると同時に固い歯茎を頬側につくります。
⑦インプラントに高さのあるキャップを装着すると同時に固い歯茎を頬側につくります。
⑧インプラントにセラミックの被せ物を装着し、完了。
⑨治療後のレントゲン写真。
⑨治療後のレントゲン写真。
主訴

右側上顎の歯がない箇所を治したい

治療内容

CGFを併用したGBRとインプラント治療

治療費(税込表示)

・GBR・・55,000円(税込み、CGFの費用13,200円含む) ・人工骨・・22,000円 ・インプラント治療・・484,000円  ・合計金額・・561,000円

治療期間目安 通院回数目安

4か月

16回

リスク・副作用
  • 採血は腕もしくはその他の部位の静脈に針を刺すことによって行われますが、採血の際に疼痛の他、恐怖感による不快症状(迷走神経反射)、血腫形成、皮下出血斑、神経損傷、採血時のアルコール消毒薬によるや発疹やかゆみ等のアレルギー反応が極めてまれに起きる事があります。
  • 喫煙状況や全身疾患、歯槽骨の解剖学形態、骨密度により、インプラントと歯槽骨が結合(オッセオインテグレーション)しない場合があります。歯肉退縮を起こし、反対側同名歯と比較して歯冠長が長くなる場合があります。
  • 治療完了後にインプラント周囲炎(インプラントが歯周病になること)になるとインプラントが抜けしまう場合があるります。
  • 治療完了後に過大な咬合力が加わって、被せ物やアバットメント(土台)等の上部構造やインプラントが破損する場合があります。
症例4)エプーリスの症例

CGFを併用して腫瘤を摘出した症例です。患者様は右上の前歯の歯茎に腫瘤を自覚していましたが、痛み等の自覚症状がなかったため放置していました。腫瘤が徐々に大きくなったため来院されました。

①拇指頭大の有茎性腫瘤を認めます。
①拇指頭大の有茎性腫瘤を認めます。
②有茎性腫瘤を取り除き、CGFで創面を被覆し縫合糸で固定します。
②有茎性腫瘤を取り除き、CGFで創面を被覆し縫合糸で固定します。
③術後10日後の写真。歯肉が再生してきています。
③術後10日後の写真。歯肉が再生してきています。
④術後1か月後の写真。歯肉は完全に再生しました。再発もしていません。
④術後1か月後の写真。歯肉は完全に再生しました。再発もしていません。
⑤摘出した腫瘤の写真。
⑤摘出した腫瘤の写真。
⑥病理検査を行い、悪性を示唆する所見は認めず、線維性組織の反応性病変で、『エプーリス』と診断。
⑥病理検査を行い、悪性を示唆する所見は認めず、線維性組織の反応性病変で、『エプーリス』と診断。
主訴

歯茎に腫瘤ができたので診てほしい

治療内容

CGFを併用した腫瘤部の切除

治療費(税込表示)

・CGF・・13,200円 ・腫瘤切除・摘出(薬代含む)・・ 16,500円 ・病理診断・・11,000円 ・合計金額・・40,700円

治療期間目安 通院回数目安

1か月

5回

リスク・副作用
  • 採血は腕もしくはその他の部位の静脈に針を刺すことによって行われますが、採血の際に疼痛の他、恐怖感による不快症状(迷走神経反射)、血腫形成、皮下出血斑、神経損傷、採血時のアルコール消毒薬によるや発疹やかゆみ等のアレルギー反応が極めてまれに起きる事があります。
  • エプーリスは、エプーリスに関連する歯の抜歯と顎骨を含めて病変部を摘出する場合があります。