口臭が気になる!

 口臭の原因と治療法

口臭の原因の大部分はお口の中にあると考えられます。歯肉にできた隙間(歯周ポケット)や舌の表面(舌苔)、虫歯には、硫黄を含んだタンパク質が沢山あり、このたんぱく質を口腔内の細菌(嫌気性菌)が取り込んで、消化する際に揮発性のガスを出します。このガスが悪臭の原因で、『揮発性硫黄化合物(VSC)』と言います。
口臭は、この『揮発性硫黄化合物(VSC)』が作られる原因により、大きく分けて病的口臭と生理的口臭に分けられます。

以下の項目は、口臭の原因を自己診断する目安になりますので参考にして見て下さい。

  • 歯ぐきから血が出る
  • 歯ぐきが腫れている
  • 口の中がネバネバする
  • 歯石が付いている
  • 穴の空いた歯がある。歯の表面が黒いところがある。
  • 冷温の食べ物を食べると歯がしみる
  • 親知らずが斜めに生えている
  • 黄色く粘り気のある鼻水が長期間出ている。年中、鼻が詰まる
  • 起床時や空腹時、緊張時に特に口臭を感じる事が多い
  • 口の中がパサパサする
  • 歯の表面を爪で触ると白いヌメッとしたカス(歯垢)が取れる
  • 舌の表面の色が白い

1〜8に当てはまる方は『病的口臭』が考えられます。病的口臭とは、歯周病や虫歯等の口腔内の疾患、蓄膿症等も鼻疾患が原因で『揮発性硫黄化合物(VSC)』を作られる口臭の事を言います。病的口臭は、原因を特定し適切な治療を施せば改善できますので、歯医者さんに相談されると良いでしょう。

症状 原因 治療法
1〜4に当てはまる方

炎症を起こしている歯茎や歯石等が細菌と反応して口臭を発している

歯周病の検査、歯石除去(詳細は『歯周病の治療』の項を参照下さい)

5,6に当てはまる方

虫歯で穴が空くと食べカスが停滞し、食べカスと細菌が反応して口臭を発してい  因みに虫歯になるとしみる症状がでてきます。

虫歯の検査、虫歯のレベルに応じた治療(詳細は『虫歯の治療』の項を参照下さい)

7に当てはまる方

斜めに生えている親知らずは、手前の歯との間に汚れが停滞しやすく、その汚れと細菌が反応して口臭を発している。

親知らずの検査、治療(詳細は『口腔外科1(親知らず)』を参照下さい)

8に当てはまる方 鼻の疾患が考えられます 耳鼻科での診察

9〜12に当てはまる方は『生理的口臭』が考えられます。生理的口臭は誰でもある口臭で、起床時や空腹時、緊張時に匂う口臭の事を言います。就寝中や空腹時は唾液の分泌量が低下し、口腔内が乾いた状態になります。口腔内が乾燥すると、口腔内の常在菌が繁殖しやすい状態になり、増えた細菌が食べかすや舌の表面(舌苔)についた汚れと反応する事により『揮発性硫黄化合物(VSC)』が作られます。生理的口臭は、歯と舌の清掃をしっかり行う事や咀嚼の回数を増やして唾液の分泌を促したり、水分補給をまめに行い口腔内が乾燥しないようにする等、生活習慣を工夫する事で改善できます。

症状 原因 治療法
9,10に当てはまる方

唾液の分泌量が少なくなり、口腔内が乾燥する事によって起こる

  • よく噛んで食べる ・・咀嚼の回数が増える事により唾液の分泌を促す効果がある
  • ガムを食べる ・・咀嚼の回数が増える事により唾液の分泌を促す効果がある
  • 唾液腺のマッサージ ・・頬を指で円を描くようにマッサージする事により、唾液腺が刺激されて唾液の分泌を促す効果がある
  • リラックスする ・・緊張やストレスが続いた状態は、唾液の分泌を減少させます。深呼吸や水分補給で気持ちを和らげる。
11に当てはまる方

磨き残しの食べかす、歯垢

  • 正しい歯磨きの仕方と食後に歯磨きを行う習慣をつける。歯ブラシが届きにくい箇所はデンタルフロスや歯間ブラス等の補助清掃器具を使用して清掃します。
  • ブラッシング後や就寝前に洗口剤を使用する事で、細菌を殺菌し、口臭防止の他、虫歯や歯周病の予防の高い効果が得られます。

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    『コンクールF』
12に当てはまる方

舌の表面に溜まった汚れ

舌の表面の角質に細菌がこびり付いてできた白色の苔(コケ)は舌苔(ゼッタイ)と言い、口臭の原因とされています。舌を磨く専用のブラシ(舌ブラシ)を使用して清掃します。


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