歯ぎしり、食いしばり

 歯ぎしり、食いしばりの症状

日常生活の中でほとんどの人は誰でも歯ぎしりをします。ただ、毎晩の寝ている間に無意識に歯ぎしりや食いしばりをしている人は注意が必要です。睡眠中に顎を左右に動かして「ギリギリ」「ボリボリ」「コリコリ」といった「きしむ音」がするようならばそれが歯ぎしりです。ストレスを抱えている人には特に多く見られる症状で、眠りの妨げになるだけでなく、確実に歯や顎関節に問題を引き起こします。 また、起きたあとの肩こりや頭痛の原因となることもあります。咬み合わせの強い方や、歯ぎしりの癖がある方は、歯に過度の負荷がかかっています。その結果、以下の症状を併発します。

  • 歯の表層が摩耗し、神経に近くなるため冷たいものがしみたり、歯ブラシを使用すると痛みが出る。
  • 過度の歯に負担がかかることにより、歯根破折や歯を支える骨(歯槽骨)が溶けて、歯周病の症状が起こる。

    歯ぎしりの症例写真1
    エナメル質と象牙質が摩耗し、歯の長さが短くなっています。

    歯ぎしりの症例写真2
    重度に歯が摩耗し、歯の内部の神経(歯髄腔)が露出し、歯周病に罹患しています。

 歯ぎしり、食いしばりの原因
  • 癖、心因性、ストレスによるもの

    ほとんどがこの原因に入ります。歯ぎしり、食いしばりによってストレスを発散させていると考えられています。

  • 咬み合わせによるもの

    咬み合わせが変化したり、かぶせた物が合わなかったりしたときにも歯ぎしりの症状が出ることがありますが、

 歯ぎしり、食いしばり治療法

ストレスなどの原因を減らすことが一番ですが、「ナイトガード」と呼ばれるマウスピースを装着して寝る方法も効果があります。歯を守り、あごの位置も安定するのでしっかりと睡眠も取れます。ただお口の中に何かを入れて寝るわけですから、最初は異物感があり慣れるまで少し時間がかかることもあります。

 Q & A
  • 使用前の注意点は?

    ナイトガードを装着する前に必ず口腔内の清掃を行って下さい。歯ブラシをしないで装着すると、口腔内の常在菌がナイトガードの内に集積、繁殖し、虫歯や歯周病に罹患します。

  • 清掃方法と保管方法は?

    使用後に、軟質の歯ブラシで冷水、もしくは常温の水で洗います(熱湯は変形の原因になりますので使用しないで下さい)。その際に少量の歯磨き粉を使用されても構いません。洗浄した後は、除菌スプレー(マウスガード除菌・洗浄スプレー:アース製薬)にて消毒します。保管方法は、柔らかい軟質のソフトタイプのナイトガードは、清掃後は乾燥させて通気性のあるケースにいれて保管します。樹脂で作製した硬質にハードタイプのナイトガードは、乾燥すると変形の原因になりますので、乾燥しないように、専用の容器に水を入れて湿箱に保管します。持ち歩く際は、濡れたティッシュで包むと良いでしょう。

  • 交換の時期は?

    使ナイトガードは、軟質のゴム状に素材ですので、使用しているうちに、シートがすり減って穴が開いてきます。 シートに穴が開いたら、交換の時期の目安となります。

  • ナイトガードの費用は?

    健康保険の範囲内で行える内容です。3割負担の方で、5,070円になります。

  • ナイトガードは上下で装着するの?

    上下で装着しません。通常、上顎のみ使用します。

  • ナイトガードの厚みは?

    歯ぎしりや食いしばりの程度によって1mmから3mmの範囲で厚みを選択できます。

Homeコンセプト案内施術内容料金表機材/院内紹介