入れ歯法って何?

 入れ歯法について

入れ歯とは、歯の無いところを補う取り外しタイプの物をいいます。 入れ歯には大きく分けて、総入れ歯(総義歯)と部分入れ歯(部分床義歯)とに分けられます。入れ歯法は欠損の状態や残存歯の状態により様々な設計が考えられます。個人の口腔内の状況に応じて入れ歯の作製を行います。

 入れ歯法の長所
  • ブリッジ法とは異なり、隣の歯をあまり削らない。
  • 短期間に修復することができる
  • 保険適応と保険適応外の材質があり、個人の希望や口腔内の状況に応じた義歯を選ぶことができる
  • ブリッジ法とは異なり、両隣に歯がなくても欠損部分を補う事が出来る
 入れ歯法の短所
  • 歯茎の上に入れ歯を乗せるため、咀嚼時は歯茎の弾力により入れ歯が沈み込むため、噛みにくくなります。咀嚼能率は天然歯が100%だとすると、入れ歯は20%以下まで低下します。そのため歯の本来持つ機能であるご飯を食べる時の「噛みごたえ」や「上手く噛める状態」等の食事を楽しむ感覚機能は再現する事ができない。
  • インプラント法やブリッジ法とは異なり,取り外しが必要であるため、毎日の取り扱いの煩わしさがある
  • 歯茎を全面的に義歯床で覆うため異物感が強く、発音がしにくくなる
  • 歯茎を全面的に義歯床で覆うため、顎の痩せが早い
  • 残存歯に針金をかけて義歯を固定するため、針金がかかる歯に負担がかかる。
 入れ歯の種類
■ノンクラスプ義歯

通常、部分入れ歯を固定するため残っている歯に針金(クラスプ)を引っかけるのですが、ノンクラスプ義歯は、ポリエステル樹脂という歯茎色の材質を針金の代わりに使用する事で、見栄えが良くなります。また歯茎へのフィット感も良いので、少数の歯の欠損であれば、左写真のように、片側性の義歯を作製することも可能です。

■純チタン鋳造床義歯

生体親和性に優れ、非常に軽量なチタンを使用することにより、義歯床を薄く仕上げることができ口腔内での違和感が小さいのが特徴ですます。義歯の厚みは1mmでも非常に厚く感じます。また保険のプラスティックだけの義歯と比較し、たわみが小さくしっかりと噛むことができます。

■磁性アタッチメント義歯

磁石により義歯を強固に口腔内に固定します。磁石の力で入れ歯がピッタリ吸着します。歯根に「磁性金属」を取付け、入れ歯に「小型磁石」を埋め込みます。歯の無い方は、インプラント(人工歯根)と組み合わせてご利用いただけます。

上記の3つの義歯の他に樹脂性の義歯やシリコン素材の無痛義歯、スターンアタッチメント義歯など数種類の義歯を取り扱っております。入れ歯でお困りの方もお気軽にご相談下さい。

 入れ歯の治療例

■治療例 1  男性 64歳  担当医師:因藤忠宏

下顎の左右の奥歯の欠損範囲を義歯法で修復した症例です。インプラント治療も熟慮しましたが、外科処置が必要なことや治療費がかかることからインプラント治療は断念されました。今回は、咬める機能と審美性を考慮し、チタン義歯にノンクラスプと磁性アタッチメント(磁石)をコラボレーションさせた設計としました。チタン義歯の最大の特徴は適合性と厚みです。強度、弾性、曲げ強さなどのバランスの良い物理特性により、鉤歯にもムリなく適合し、違和感が少なく、鋳造床に余分な応力が加わらないので、残存歯を長持ちさせることができると言われています。義歯の厚みが、もっとも薄いところで約0.4mmであり、義歯の種類の中で一番軽い素材です。熱伝導率に優れており、歯肉の血行をよくし、顎の痩せを防ぎます。生体安全性の高いチタンは、人工歯根の材質としても使用されるほど体に優しい素材であり金属アレルギーの方も安心して使用できます。。

1.ノンクラスプと磁石を組み合わせたチタン義歯

2.磁性アタッチメントの構造

3.義歯装着前の写真

4.義歯装着後の写真

5.義歯装着前の写真

6.義歯装着後の写真



入れ歯の症例

■症例1 上顎⇒磁性アタッチメント+チタン床義歯、下顎⇒レジン床義歯



■症例2 磁性アタッチメント+ノンクラスプ+チタン床義歯



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